四月は君の嘘
まずはじめに「四月は君の嘘」の作品内容について簡単に触れていきます。
※本作にはネタバレが含まれますのでご了承ください
作品名 | 四月は君の嘘 |
作者 | 新川直司 |
出版社 | 講談社 |
アニメ化の有無 | フジテレビほか |
2011年に講談社の「月刊少年マガジン」にて連載をスタートした漫画作品。
連載を開始してすぐの2012年にマンガ大賞ノミネート。2013年には講談社漫画賞少年部門を受賞。
「君嘘」という略称で呼ばれており読者の心を惹く作品となっています。
四月は君の嘘は元天才ピアニストの中学生とヴァイオリニストの中学生が
お互いを高めていく姿が描かれいています。
壮絶な過去によりピアノを弾けなくなったピアニストを音楽の世界に引き戻すヴァイオリニスト
実はヴァイオリニストの少女には誰にも言えないことが、、、
2014年にはアニメ化もされ、さらに2016年には実写化も放送。
アニメ好きだけでなく数多の人から人気を獲得しました。
高身かつて天才ピアニストとして名をはせた有馬公生は、母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった。そんな彼が出会ったのが個性的で自由なヴァイオリニスト・宮園かをり。彼女のパワーに押され、もう一度ピアノに手を伸ばす公生だが、彼女には秘密があった…。
引用ーunext
登場人物
有馬 公正(ありま こうせい)
花江夏樹さんが演じる本作の主人公。天才ピアニストとして幼少期に数々の賞を総なめしていたが
母の死がきっかけに音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかってしまった。
有馬に憧れて音楽を始めた人は少なくないため中学生になった今でもかなりの有名人となっています。
宮園 かをり(みやぞの かをり)
種田梨沙さんが演じる本作のヒロイン。ピアノから遠ざかっていた公正を再び音楽の世界に連れ出してくれる存在。明るく活発な正確だが実はそれには意味があった、、、
作中で明かされる衝撃の事実が、、、
澤部 椿(さわべ つばき)
佐倉綾音さんが演じる公正とは家が隣同士の幼馴染。公正のことを「弟みたいな存在」と可愛がり
宮園かをりと共闘して公正を音楽の世界に引き戻す。
渡 亮太(わたり りょうた)
逢坂良太さんが演じる公正・椿の幼馴染。渡は顔がカッコよくサッカー部の部長ということもあり女の子からの人気は絶大。渡自身も女の子が大好きなので満更でもない様子。
天才ピアニストとヴァイオリニストの出会い
天才ピアニストとして音楽会に君臨していた有馬公正ですが母の死がきっかけに音が聞こえなくなってしまいました。
そこからはピアノを弾くことはなく、音楽に触れるとしても楽曲の譜面起こしをバイトで行う程度でした。
そんな公正にも転機が訪れます。
いつも幼馴染三人で行動していたのですが、
渡に恋心を抱いているという女の子が現れたのです。
恋仲を深めるために公正は友人Aとして皆で遊びに行きました。
待ち合わせの後に彼女はピアニストということを明かし、
実はその日がコンクールだったので公正は渋々応援に行きます。
彼女の演奏は会場を沸き立たせましたが審査員の人たちからしたら気持ちの良い演奏ではなかったようです。
彼女は気まぐれな性格で自分が引きたいように演奏する自由奔放な演奏家だったのです。
そんなこともあり彼女の伴奏者が愛想をつかしてしまいました。
次のコンクールへ出場するため伴奏者を探していると有馬公正(友人A)が抜擢されました。
最初から仕組まれていたことかもしれないがそこが公正が演奏家に戻る転機となりました。
憧れを持ったライバル
有馬公正は演奏家の中では群を抜いて天才だったのですが、
そんな姿に憧れて音楽の道に進んだ人はたくさんいます。
井川絵美・相座武士といった現天才ピアニストとして君臨している二人も
幼少期の公正に憧れて音楽の道を志しました。
幼少期からこの二人は天才ではあったのですが公正がコンクールを総なめしていることにより
2位・3位といった結果になってしまいました。
そこからは公正に憧れていつか超えていきたいと思い練習に励んでいた時、
公正が音楽の道を経ってしまいました。
高校生になって相座は海外の推薦をもらっていたり井川は調子が上がらずにいましたが、
公正が戻ってくることを知り、相座は海外を蹴り、井川も調子を取り戻してきました。
二人とも圧倒的な力を持っており、演奏は圧巻。
まさに最強のライバルと言っても過言ではないでしょう。
今後も良きライバルになっていくような気がしますし
お互いが切磋琢磨して世界を股に掛けている所も見てみたいですね笑
有名俳優だらけの実写化
キャスト
有馬公正:山崎賢人 宮園かをり:広瀬すず 澤部椿:石井杏奈 渡亮太:中川大志
作品はアニメを2時間程度にギュッと詰めていったような内容となっています。
あまり良い評価を受けていないこともありますが
個人的には、アニメとは別の作品としてみれば楽しめるんじゃないかなと思っています。
演技の部分に関してはあまりよくわからないのですが、
内容の部分を悪く思う方もたくさんいらっしゃるみたいでした。
内容に関してはそりゃあ2時間程度にまとめてるんだからめちゃくちゃいい作品にするのは
難しいような気がしますし、、、うーん
私は嫌いじゃなかったですよ!
なんて言っても演者さんの顔がめちゃくちゃ可愛いしかっこいいから問題なし!笑
音楽
四月は君の嘘のオープニングは私もすごく好きで
何回聞いても楽しめるようなテンポ感が心地いいです。
一曲目がGoose houseの「光るなら」です。
作中の映像とかなりマッチしていて作品を見てから聞くと
内容を思い出してさらに感動できる歌詞になっています。
二曲目がコアラモードの「七色のシンフォニー」です。
アニメ最終回の公正の演奏シーンとこの曲がとてもマッチしていました。
本当に七色のシンフォニーって感じです!笑(語彙力が、、、)
そしてなんと言ってもエンディングが神!
wacciの「キラメキ」です。
wacciは今では「恋だろ」とかで有名になりましたが、
この当時はそこまで知名度が高くないので本当に初期の頃だと思います!
wacciは声がめちゃくちゃいいので
歌詞も良いのですが声にやられました
見どころ
四月は君の嘘はなんと言ってもこの題名です。
最後まで見ることによって意味がわかってきて
一週目でも感動しますが、結末を知ってからもう一度見るともっと泣けます。
公正の演奏には喜怒哀楽の感情が乗っていたり
回想シーンに突入して思い出に耽っていたり
まじで泣かせにきてます笑
個人的に好きなシーンはドビュッシーの「月の光」を弾くシーンですね。
あそこは泣けるというかじわじわくるって感じです!
プライベートで聞くこともあるので単純に好きな曲という理由もありますが、、、
書きながら色々思い出してたんですけど
どのシーンも最高でした笑
ワルツ・革命のエチュード・ラフマニノフ どれをとっても最高です!
実際に演奏家の舞台を見にいきたくなるくらい良い作品でした
まとめ
四月は君の嘘は気持ちが沈んだ時にはお勧めしないです。
良くも悪くも感情移入してしまう作品になっているので、、、
穏やかな気持ちで見れる時に見るととても良い作品だなっと感じてもらえると思います!
私も公正の壮絶な過去や衝撃的な展開に心躍らされました。
1回目見た時はなんだこのアニメ?変なのーって思ってました(学生の時だったので💦)
でも、大人になってから2回目を見た時はうわ!すげぇ!って素直に感動しました。
自分が中学生だったらって考えたら正直しんどい曲面もありますが、
それでも前に進んでいく公正を応援したくなるし
周りの人にとても恵まれてよかったなっと親心?みたいなものが芽生えました笑
作品全体としてはとても面白いですし
ピアノの演奏を主体にストーリーが展開されていくので
飽きずにサクサク見られるかなと思います!
「四月は君の嘘」は私がオススメする作品の一つなので
ぜひ見てみてください!
類似作品
四月は君の嘘の類似作品はまじで難しかったです、、、
感動系でいくのであれば「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」とか?
音楽系でいくのであれば「青のオーケストラ」ですかね〜?
感動系に関しては「あの花」と同等くらいのイメージでした。
どっちも泣けたし作品としても面白いところがあったので抜粋しました。
音楽系に関しては正直同じような作品は見当たらなかったです
「青のオーケストラ」や「のだめカンタービレ」がまだ近いのかもしれないですが
ピアノじゃないしな〜って感じですね
ただ、「青のオーケストラ」はクラッシックがたくさん出てきますし
ストーリーの展開は似てるのかな〜と思っています
「青のオーケストラ」は音楽好きにはたまらない作品になっているとは思います!
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